山形県映画センター オフィシャルブログ

@山形 自主上映会を企画プロデュースします。

生きる意味を問いかける

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このあいだの9月末のころ、

 

お仕事で奈良国際映画祭に行きました。

 

 

 

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フツー・・・に鹿おるんやな。

 

 

そして会場で念願叶い会えたのが河瀬直美監督。

 

今、ぼくのほうで進めている映画「あん」を撮った監督です。

 

 

河瀬監督は“光”と“音”の表現がすごく丁寧で、

ポップでロックな映画とは程遠いのです。

 

「地味そう。」と、早とちるなかれ。

 

 

 

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ひょっとしたら明日、起こること。

 

何駅か隣の町で起こっても不思議じゃないこと。

 

“生きる”っていう当たり前すぎることの意味を

再確認することで、もうその映画を観た瞬間から

 

なんだか世界が温かく愛おしく想えてきちゃう。

 

そんな妙なリアルさに惹きつけられて、

きっと魅入ってしまいますよ。

 

ストーリーはね、

小さなどら焼き屋(どら春)で、雇われ店長をしている“千太郎”(永瀬正敏)のもとに、

「こういうお店で働いてみたかったの。」とせがむ“徳江”(樹木希林)が来店することからはじまるんです。

 

千太郎「いやいやオバーチャン、無理でしょ・・・」

徳江「時給200円でいーのよ、お願い。」

 

そんなカワイイやりとりから、はじまって、

どんどん、お互いの過去なんかが見えてくるにしたがって、

 

なんで“どら焼き屋”をやってるかとか、

なぜ“働いてみたかった”のかとか、分かってくる。

 

原作者のドリアン助川さんは、

パンフレットの中にこんな文章を書いてます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「社会の役に立つ人間になりたい。

そうじゃないと、生まれてきた意味がない。」

誰からも否定されない立派な言葉だ。

 

重い障碍があり、寝たきりの人。

歩けるようになる前に

亡くなってしまった乳児。

 

社会の役に立つことが人の存在価値になるなら、

そうした命には生まれてきた意味がなかったのだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ちょっとシリアスな表現に聞こえるけれど、

ものすごくシンプルなことで、

 

あ、みんな大切な役割をもって生きてるんだ。

 

って気づけることで、自分のことも

大切に考えられます。

 

ちょっと肌寒くなってきたこの季節、

映画でたくさんポカポカしてくださいね!

 

 

もっか10月30日(日)

山形県飯豊町「あーす」にて上映会を開催します☆

 

①10:00~

②14:00~

 

前売り券 1000円 (高校生以下500円)

 

お問い合わせはメッセージください☆

 

※河瀬監督の特別ビデオメッセージ&樹木さん永瀬さんビデオメッセージ

ほか、香月堂さんのどら焼き販売もありますよ~。